距離
スゥスゥ!ちょっと間が空いてしまいましたが・・・
サクサクッと続きです。
宿敵サマンサに野暮用を押し付けられてしまった不在がちなオーナーに代わって、
店を任されたブルックちゃん。
この子は本当にしっかり者さんなので、とりあえず店の方は心配なさそうですね。
一方その頃・・・
「買い物って今日は何を買うの?」
「ん、ちょっと店の備品とかね。」
と、二人がやって来たのは大型家具店。
この素敵な北欧家具店、ギャラリーからの頂きものです。
もう誰が見てもIKEAな見た目!
どうせなら買い物カートとか追加して欲しかったと思いますよねー。
海外チックなコンベアでのレジとか紙袋からはみ出るフランスパンとか。
頼むから痒いところを掻いてくださーい!
さて、話を戻しまして。
せっかくのウキウキ!ショッピングですが・・・
さっきも愚痴りましたように・・・w
基本的に買い物っぽいアクションなどありませんので・・・
ささーっと流しますが・・・w
何だかんだあったこのお二人さんですが・・・
思いのほか楽しい時間を過ごしているようです。
「はーっ!くたびれた!」
「あの店広いからなー、疲れた?」
「うん・・・ちょっと・・・」
「でもそれより、何だかお腹空いちゃったなぁ。」
「・・・簡単な物しか出来ないけど、何か作るよ。」
「ちょ、そんな意味で言ったんじゃないのにーっ。」
「いいからいいから、ちょっと待ってて。」
「何だか・・・ごめんね。」
「こんなもんしかないけど、ないよりマシだろ。」
「・・・ありがとう。」
「やっぱり説明されてもピン!と来ないわね。水槽を置くの?」
「ちょっと金は掛かるけど、いい仕上がりになると思うよ。」
「ねぇ、何か完成予想図とかないの?」
「あるのはあるけど、せっかくだからお楽しみでとっときなよ。」
「そっか、じゃ楽しみにしとく。」
「いい風だな。」
「ほんとね、ここの見晴らし最高だもんね。」
「それも生かした内装にしようと思ってるよ。」
「ねぇ・・・」
「・・・ほんとにありがとう、大変な事引き受けてくれて。」
「いいよ。」
「あたしこう見えて食べる事しか特技ないみたいで。」
「でもそれで食っていってるんだから、たいしたもんだよ。」
「・・・そうかな。」
「・・・。」
「・・・何だ?」
「あのね・・・」
「わたしにしては珍しいんだけど・・・」
「・・・好きになっちゃったかも。」
「・・・え?」
「・・・えいっ!」
「おっと・・・!」