恋愛下手なシム
さて、そんな訳で訪れたトンプソンズの危機。
困難を乗り越えて、ようやく少ーしだけ黒字になり始めたところで毒舌批評家の登場です。
さすがにオーナーも気が気でないので、ちょっと落ち込み気味かな。
「・・・。」
「ねぇ、ちょっと機嫌直して?お願い!俺が悪かったから!」
「・・・。」
「だって、まさか名前変えて来るとは思わないじゃーん・・・?」
「あの顔見たら普通はピン!とくるでしょ?」
「どうせまた変な事でも考えてたんでしょうね!」
「・・・いや・・・まぁ・・・その・・・。」
と、数々の波乱を巻き起こし中のサマンサ来店劇。
いい加減、普通にまったりプレイをしたいのですが・・・w
もうちょっと小芝居続きます。
「そんな事どうでもいいからさ、ちょっとこれ読んでみろよ。
めっちゃ腹立ってくるけどな!」
「・・・なんだ?この有様は・・・?まだ誰も来てないのか?」
「・・・やれやれ・・・まったく・・・。」
「・・・なんだ、みんな揃ってるじゃないか。
下の地獄絵図、俺も手伝うから早く何とかしないとな。」
「・・・聞いてるか・・・?」
「・・・オーナーっ!何ですかあの女は?」
「一体何様のつもりでこんな酷い批評ばっかりしやがるんだ。」
「リトルコルシカが一つ星だなんて俺は認めないぞ!」
「・・・読んだのか、彼女の批評集・・・酷いだろ・・・。」
「酷いなんてもんじゃないです!こんなのただの悪口じゃないか!」
「また来るって言ってましたけど、何とか阻止する事ってできないんですか?」
「うーん、下手に締め出したら何書かれるかわからないからなー・・・。」
「そんなの酷い!勝手にやって来て悪口書くなんて最低だわ!」
「どうしましょう・・・」「どうしよう・・・」「困ったな・・・」
「・・・とにかく・・・!」
「・・・とにかく・・・出来る事をやるしかないんじゃないかな。」
「だって今日もお客さんは来るし・・・
今、出来る事をやるしかないですよ、やっぱり。」
「・・・料理長・・・」
「・・・。」
「・・・そうだね。」
「そうだな!」
「よし!じゃ、今日もよろしく頼むぞ!」
と・・・雨が降って地面が固まりそうなトンプソンズのメンバー。
今日も忙しい一日が始まりました。
「いらっしゃいませ~!」
「やだ、ボクもうお子様ランチはイヤなの!」
「でも食べきれないだろ?」
「残ったら私が食べなきゃいけないじゃない!痩せるの大変なのに~・・・!」
このようにして・・・今日のところは平和なトンプソンズ。
この大盛況を見たらオーナーの心配も、ちょっとは吹き飛んだかな。
「お疲れさまでした~。」
「お先に失礼しまーす。」
「おう、お疲れさん。」
「さて、何か残り物でも食うかな。」
「・・・ん?」
「・・・気まぐれくん・・・。」
「おい、何やってんだ、もうお客は居ないぞ。まだ帰らないのか?」
「・・・ちょっと居残りしてもいいですか?」
「いいけど・・・どうした?」
「いや、ちょっと・・・
うちの看板メニューになるような料理を何か思い付かないかなぁと思って・・・」
「そりゃ、オーナーのイタリアンミートボールには敵わないですけど、
何か新しいメニューがあればいいかな、と思って・・・」
「・・・気まぐれくん・・・よし!じゃ何か手伝う事ないか?」
気まぐれシェフくんがまさかまさか、こんなに立派になるとはねぇ。
気軽なつもりで始めた都会的レストラン生活ですが、
思いのほかドラマが潜んでいて結構楽しい今日この頃です。
さて、そんなドラマぎっしりなトンプソンズは・・・
ちょっと置いといて。
ここからちょっとだけこっちで遊びます。
トンプソンズに訪れた諸悪の根源。
毒舌批評家サマンサの都会的独り暮らしの巻。
今回の拡張で『批評家』って職業が追加されましたでしょう?
あと、家で仕事するスタイルも出来るようになってるんですよね。
なので、どんなんかなーって事で、ちょっとだけ遊んでみたくなっただけです。
さて、そんなサマンサ。
職業は『批評家』
特質は・・・『美食家』『完璧主義者』と・・・
こう見えて、彼女・・・実は『恋愛下手』なシムだったりして。
とりあえず、今日は家でのお仕事です。
職業レベル1の課題はこんな感じ。
さっそくアート地区へ今日の課題をこなしに出掛けます。
ちなみに、職業レベルが上がると飲食店などの『レビューをする』ってコマンドが増えますヨ。
何度か試したけど、特別なアクションなどはないみたいだけどねー。
まぁでも、コマンドだけでもちょっとは雰囲気出るのでいいと思います。
さて、朝の一杯を済ませた後はお仕事。
道端で演奏しているシムを鑑賞すれば条件が達成されます。
で、今日はなんと!
路上ミュージュシャンがイケメンサムくんでした。
あぁ、やっぱりイケメンは放っておけないのが中の人・・・。
『あらお兄さん、ちょっと遊ばな~い?』的なノリで声を掛けたいんだけど・・・
彼女は『恋愛ベタ』なシムです。
で、『恋愛ベタ』ってどんなんかなーって事なんですけど、
簡単に言うと、恋愛が下手クソです。
というか、恋愛コマンドの失敗率の高さと、恋愛ゲージの伸びなさが主な特徴なんですけど・・・
この日は、ふらりと寄ったバーのバーテンがイケメンだったので、
気軽な感じでお持ち帰りされたいわぁ、と、これはサマンサの願望ですよ!
間違っても中の人の願望などでは・・・ゲフンゲフン・・・w
とにかく、気軽な感じで誘ってみようと思ったら、この有様でした。
『デリカシーのかけらもない質問』まぁこれは何となくわかるけど、
『痛々しい口説き文句』とか『無作法に外見を褒める』ってこれどんなセリフ当てたらいいのでしょうか?
「ねぇ、イケメンさん。あなたって、性的にとても魅力的なのね!
今晩私とチョメチョメしません?」
・・・みたいな感じー????
いや、こればっかりは本当に想像出来ませんwww
どんな酷い口説き文句を想定しているのか、これを組み込んだ人にちょっと聞いてみたい。
ともかく、そんな感じの『恋愛下手』です。
だから・・・
「ねぇ、お兄さんって・・・何だかすごく男らしくって逞しくって・・・
体力ありそうなのね。よかったらこれから夜明けのコーヒーしませんか?」
みたいな・・・?
いや、むしろあなたに逮捕されたいと、ずっとそう願っているのですが・・・w
とにかく、あまりいい感じではない口説き文句連発なんでしょうけど・・・
中の人は主にオヤジギャグの方が得意なんです。
ともかく、恋愛面で結構難易度が高い『恋愛下手』
いつかは素敵な彼と結ばれる日を願って・・・
今日は・・・週末。
待ちに待ったロマンスフェスの日です。
サマンサの気合は十分ですが・・・さてどうなりますやら。