第24話 電話のベルが・・・
スゥスゥ!
何だか、ちょっぴりお久しぶりになってしまいました。
忙しい時期が一段落したので、遅めのGW・・・と言っても、
ワタクシなどは家でのんびりするだけなんですけどね・・・あぁハワイ・・・行ってみたい・・・プルメリアのそよ風に吹かれてみたい・・・
まぁ・・・実際は、たこ焼きのそよ風です、うちは。などと言いつつ・・・ww
ジョンとリンダの物語は、わりとほとんど写真撮影ばかりしているので、一つ終わってまた次・・・の繰り返しが楽しくもあり、ほんのちょっぴり・・・重くのしかかってもいて・・・
まぁ、無駄にダラダラ長い物語なので、この先どうしようか、どこをどうすれば最終話まで最短距離でいけるか・・・などなど・・・不真面目な事ばかり考えていた今日この頃でした。
さて、そんなリンダです。
今朝はなにやら、おめかし気分のようですが・・・
そんなにおめかしして、どこへ行くのカナー???
と、なんだかウッキウキで向かった先は・・・
「・・・ジョンさん!お待たせしてごめんなさい。」
「あの、今日は・・・時間を割いて下さって、どうもありがとうございます。」
「いやぁ、取材なんて初めてだから、なんだか照れますね・・・ニヤニヤ」
ほら、前回、後先考えずに二人で外食に出掛けて、やっぱり突っ込まれて、咄嗟の言い訳が・・・
『次回作の取材なんです。』でしたので・・・無理やりですが・・・www
でも、たまには、こうして出掛けるいい口実になるかなーと思いまして。
やっぱり何だかんだ・・・一緒に外に出掛けたい・・・ってのはあると思うし。
でも、リンダはサッカーの話なんかよりは、ただ一緒に居たいってだけかな。
そんな、禁断の関係に踏み込んだこの二人ですが・・・
何だかんだ・・・やっぱり、肝心の話はしないまま・・・
ずるずるずるずる逢引にふける日々が次々に過ぎていって・・・
いや・・・実際、本プレイ中もひたすらずるずるずるずるとした日々を過ごしていました。
どうでもいい話ですが・・・
3をやり始めて、うちの記念すべき第一世帯、ローズとハンクの世帯でサンセットバレーを遊び倒していた頃に、無料のリバービューが追加されました。
気分転換にリバービューに引っ越したら、何だか知らないけど、ロバート・ニュービーとローズがいい関係になってしまって・・・
そして、ロバート・ニュービーの物語 が自然と出来上がっていきました。
その後、気の毒な事になってしまったロバートを救済すべく、
世帯を切り替えたらこれがまた新鮮で、どんどん遊んでいるうちに、いつの間にか13人もの子供が出来てしまい・・・ww
うちの記念すべき初の大家族プレイとなりました。
そのロバートのたくさんの子供の一人がジョンの妻、ミッシェルです。
面長のロバートの血を引いているわりに、花のようなふんわりとしたお嬢さんでしたが、まず姉の結婚式を片付けようと、ほんの数日、目を離した隙に年上のビジネスマンと不倫関係に陥っていたという、実はイケナイシムでもありました。
さすがに不倫関係は良くない・・・これじゃロバートが泣いちゃう・・・と大急ぎで交際相手として街に放ったのがジョンだったという訳です。
その後、ロバートの世帯とジョンと妻の世帯でまたサンセットバレーに戻り、
ジョンとミッシェルの子供が二人生まれて、成長するまで、
何やかんや色んな世帯で遊び尽くした末に、久々にお気楽単身世帯で遊びたいわと作ったのがリンダでした。
その後・・・どうもリンダがジョンに興味を持ってる風な雰囲気を感じつつ、やっぱ不倫は駄目だろう・・・と悩みに悩んでいたのですが・・・
結局そうなってしまい・・・その後の展開がこれまた色々ありまして・・・
それからしばらく、もう呆れるくらいじっくり遊び尽くし・・・
ようやく全て終わった後に、物語としての設定やお話をシムズの緩い世界観も残しつつ、なるべく不自然にならないように妄想しまくって今に至ります。
はぁ!一息に数年分のうちのシムズを語ってしまいましたが。
ともかく、うちのシムズ3はジョンとリンダで一度燃え尽きるまで、ずっと一本道だったという説明でした。どーでもいいかwww
まぁでも、だからこそ、一際思い入れがあるというか、どうしても完成させてみたい物語ではあるんですよね。
そんな訳で、この関係になったはいいけど、
この先どうしようかなぁって悩みつつ、現状維持でずるずる遊んでいたある日・・・
ー・・・プルルルル・・・プルルルル・・・ー
電話のベルが鳴りました。
ー・・・プルルルル・・・プルルルル・・・プルルルル・・・ー
「・・・ん・・・誰・・・?こんな時間に・・・」
ー・・・プルルルル・・・プルルルル・・・プルルルル・・・ー
「・・・はい・・・カーターです・・・」
「母さんや、差し入れの用意はどうかな?」
「もうちょっとですよ、お茶でも飲んで待っててちょうだい。」
「父さんたち、朝からなんだか忙しそうだね・・・あれ?・・・喪服?」
「・・・誰か・・・亡くなったの?」
「・・・ローズ・・・さんが・・・」
「・・・そうなんだ・・・。」
「・・・えっと・・・」
「・・・そうだ・・・黒・・・黒・・・」
「・・・黒・・・」
「・・・え・・・?」
ー・・・ピンポーン・・・ー
「・・・来てくれたのかい!・・・あいつもきっと・・・喜ぶよ。」
「・・・いえ、そんな事・・・。」
「昨日、いつも通り眠りについたんだよ・・・それで・・・今朝気が付いたらもう・・・
・・・眠ってるようにしか見えなくてね・・・。」
「・・・まさか・・・こんな事になるなんて・・・」
「・・・ごめんなさい・・・あなたの方がもっと辛いのに・・・」
「・・・いいんだ・・・」
「付き合ってもらって悪いね。」
「・・・いえ。」
「朝からずっとバタバタしていてね・・・息が詰まりそうなんだよ。」
「・・・色々あったよなぁ。」
「そうでしょう・・・。」
「・・・私も・・・本当に・・・」
「・・・寂しいね。」
「・・・えぇ・・・。」
「・・・ホップスさん・・・こんな物は頂けません・・・!」
「貰ってくれよ、これがあいつの君への遺言なんだ。」
「・・・でも・・・」
「私の可愛いリンダのハートを護るお守りだって・・・そう書いてあったよ。
あいつは君をとても大切に思っていてね、だから、貰ってやってくれ。」
「・・・頼むよ・・・。」
「・・・・・・わかりました。」
「おい、チェス!今日はどうする?」
「ごめん、ロバート!今日はちょっと忙しくって。」
「・・・急いでるから・・・またね!ロバート。」
「・・・チェスくん・・・なの・・・?」
「・・・おかえりなさい。」
「いやー参った参った・・・。」
「どうしたんだ?」
「・・・おねえさんってジェロッドさんと仲良かったでしょ・・・?
それで・・・落ち込んでるんじゃないかと思って・・・クッキーの差し入れ持って来たよ。」
「クリスが猛然と書き始めちゃってさぁ、カリカリしてるから逃げて来た。」
「へぇ、クリスが書いてるって珍しいな、でも良かったじゃないか。」
「そうなんだけどさ・・・やっぱショックだったんだろうな。」
「・・・何の話だ?」
「あれ?聞いてない?ジェロッドさんが・・・」
「・・・ジェロッドさんが・・・?」
「そうなんだよ・・・楽しい人だったのにな。」
「・・・俺・・・ちょっと・・・」
「・・・ちょっと出掛けるよ。」
「ふーん、そういやお袋は?」「・・・お義母さんと買い物らしい。」
「ロバートは何してんだ?」「そういや、今日は見かけないな。」
ー・・・プルルルル・・・プルルルル・・・ー
「またチェスと遊んでんだろ。」
「親父、電話だよ。」
「・・・あぁ・・・」
「・・・もしもし・・・」