複雑なシムたち
あぁ・・・
何だか、蝉の声が聞こえてきそうなムーンライトフォールズの夏日です。
わりと平坦な町なんだけど、景色というか、色合いが淡い感じでSS映えすると言いましょうか。いい!
そんな夏のこの町で、最近、虫取りにはまっているケイリーです。
甲虫集めのチャンスを達成するため、街中を走り回っている今日この頃。
「甲虫集めのチャレンジは順調かい?」
「うん・・・それがね・・・ホタルがなかなか見つからないの。」
「ホタル・・・どこに居るんだろう?」
「うーん、そうだなぁ・・・水辺だとは思うけどなぁ。」
ホタルを探してあんまり夜遅くまでウロウロされるのも、ちょっと心配なお父さん心かな。
一方その頃・・・本格的に家の物が壊れ始めて、最近大変なお母さん。
なかなかお金が貯まらないので節約しつつ、マークに家の修理を任せていたのですが・・・なんでシムズって出勤前とかにお風呂とかトイレがぶっ壊れたりするの!
なんという嫌がらせ!みたいな事が続いたので・・・
この日は奮発して修理屋さんを呼んだんだけど・・・
結果的には・・・バスタブ、トイレ×2、テレビ、食器洗い機の修理をしてもらえて、さすがに元が取れました!
いや、今日の修理はホント大変だったと思います。
本当にご苦労様でした。
シムズ名物と言えば、泥棒にも入られ未遂がありました。
ただ、このうちは・・・お母さんが『勇敢』特質持ちなので・・・www
物を盗られる暇も、家族が起きる暇もなく、コテンパンにやっつけてくれて一件落着!
分かりにくいけど、目が光ってるからヴァンパイアか人狼の泥棒さんですね。
泥棒と言えば・・・
真っ昼間からこんな分かりやすい泥棒ルックでウロウロしちゃうシムズの泥棒さん。
アイスをがっついて頭キーンってなってるんでしょうねwww
その隣には事態を把握しきれず寄り目になっちゃってるトーマスもwww
やっぱこの意味不明さがシムズっぽくって、思わず写真を撮ってしまったってだけのお話でした。
さて、町の子供達は社会見学の日があったり・・・
課外授業『学友のおうちを訪ねてみよう!』があったり。
いや、ないですよ、そんなもんは。
でも話の成り行き的に、そうでもしないと唐突すぎるのでついつい・・・ね。
そんな訳で、やって来たのがプレスコット家。
「お邪魔しまーす!」
「あれ?誰も居ないの?」
「うん・・・先に宿題済ませよっか?」
「そうだね!」
3のキッズはどんなに不良設定で頑張っても、とりあえず宿題だけは絶対にやらないと気が済みません。
しばらく暇なので家に視点を移して・・・
マークは学校の生徒たちに『お腹が空いて勉強が出来なーい!』とか言われちゃうチャンスを達成するため、軽めのおやつなどをこしらえています。
たまにはご近所さんと交流でも・・・と、アイリスはホップクラフト家を訪ねていました。
妖精のアルフレッドくんのおうちです。
この家のお父さんとマークは親しくしています。
お母さんとはまだ知り合ってなかったけど、こんな感じのシムだったんですね。
魔法使いに吸血鬼、人狼に妖精。
変わったシムが多い町で、自分たちだけは『普通』を貫きたい一家なんですって。
そのわりに、息子さんが妖精になってしまって・・・『町の進展』がイタズラしちゃったな、こりゃ。
そういえば、と視点をケイリーに戻すと、いつものプレスコット家で安心しました・・・ww
いや、安心しちゃいけないんだけど・・・w
まぁいいや、しばらく空気を読まず夫婦喧嘩してて下さい。
で、アイリスにホップクラフト家を訪ねてもらった真の理由が、コレです。
この家のお父さん、邪悪な魔法使いによってカエルに変身させられているんです。
で、わりと長い間このまんまなので、さすがに気の毒だから『カエルのキス』で人間に戻してあげようと思ったんです。
で、世帯切り替えをするのが面倒だったばっかりに、ついうっかり・・・マークにその役を任せてみたんです。
だって、フレンドリーカテゴリだったかな?に『カエルのキス』コマンドがあったんだもん。
確か『愛するシムのキスで元に戻る・・・』みたいな話だったと思うけど、友情もある意味の愛でしょ・・・?的な・・・www
本当に軽い気持ちで友情のキスをしてみたつもりだったんだけど・・・
見事・・・浮気認定されちゃってこっちがびっくりしました。
さすがに親友と浮気とかねぇ・・・やってみてもいいけど(いいんかい!)・・・設定がややこし過ぎるわ、ケイリーはしくしく泣き崩れるわ、さっさとメインメニューに戻ってなかった事になりましたとさ。
めでたしめでたし・・・!
で、まだ話は続きます。
この町では、わりと邪悪な魔法使いが暗躍しているのか、結構な数のカエルが居るのでね、それこそ見分けがつかなくてややこしいし、やっぱ王道、奥様のキスで元に戻してあげようと思い・・・
わざわざ世帯切り替えまでしてやったのに、まさかの!奥様のキスでは無反応・・・とかあったりして・・・。
うーん、これは・・・実は仮面夫婦的なご家庭なのか???とかまた色々妄想しかけたんですけどね・・・www
やっぱ面倒なので、もう一度リセットしてトライしてみたら、無事、愛の力で元の姿に戻りましたとさ。
めでたしめでたし!
で、宿題そろそろ終わったかなーとプレスコット家に視点を移せば、このザマです。
せっせと宿題する子供の目の前でテレビゲームに熱中する中年夫婦。
どうですか、この空気の読めなさ。
みずぼらしいとは言え一応はソファーなんかも配置してるのに、どこまでもシムらしいなと、むしろ和むっちゅーねん!
もうこんなシムたちは放っておいて・・・
別の日には、グッドフェロー家にもお邪魔しました。
由緒正しい妖精一家・・・らしく、こんな素敵なツリーハウスにお住まいです。
この町もわりと一家の設定と家の雰囲気が調和してて、やっぱシムグルさんはやる事が細かいなーと感心しっぱなし。
正確に少し難ありのフォーンちゃん。
妖精一家のはずなのに、何故かこの子は妖精じゃないのが気になって、世帯の説明を読んでみたら、まぁ複雑。
要約すると、妖精のイタズラ・・・で、養子縁組の取り違えをわざと起こしたとか何とか・・・みたいな話らしいです。
結局、何のこっちゃ分からんけど、ちょっと訳ありの子供って感じかな?
さて、ケイリーがそんな複雑な妖精のおうちで、これまたせっせと宿題に明け暮れている頃・・・
マークが本を読むチャンスを達成するため、とりあえず本を読むように指示した後、ほったらかしてたんです。
そしたらいつの間にか、アイリスがお隣に座ってて、マークの行動欄に『抱きしめる』の文字が。
もうなんかね、やっぱリア充爆発しろ!みたいなカップルですね。
いいなぁ・・・ここまで来ると、もう素直に羨ましいです。
そんな訳で、今日はちょっとだけこの町の複雑面に触れてみました。
まぁ、一番複雑なのは、やっぱトーマスの家庭だと思うし・・・
ケイリーの家庭は、意図せずですが、やっぱり普通というか、平和そのものだし。
子供たちは本当に愛らしいし。
やっぱり、まだしばらくは加齢をストップしたまま、子供時代をじっくり楽しみます。
「電気消すね。」
「うん・・・おやすみ、フォーンちゃん。」
「おやすみ、ケイリーちゃん。」
「なんか、ごめんね・・・変なところ見せちゃって。」
「ううん・・・トーマスくんのお父さんとお母さん、喧嘩中なの?」
「いや、別に・・・?いつものことだし。」
「え?いつものことなの・・・?」
「そうだよ・・・だから平気平気。」
将来は、将来は絶対に幸せにしてみせるから、強く生きるんだぞ、トーマス!
「じゃ、また明日ね!トーマスくん!」
「うん!また明日!」