スカベンジャーハント ホタルはどこ?
「虫さーん!どこに居るのかなー???」
「あっ!カブトムシだ!」
ケイリーのチャンス『スカベンジャーハント 甲虫クエスト』が結構楽しいです。
と言っても虫を探して町を駆け巡るだけですが、この町の夏の景色はなかなか雰囲気があるので外を出歩くのも楽しかったり。
「よし!カブトムシゲット!!あとは・・・テントウムシとホタルだ!
どこに居るかなー??テントウムシとホタル!」
まぁ、実際のスカベンジャーハントでは該当の昆虫が居る地点を教えてくれるので、まったく苦労もなく全種類集めることが出来るのですが、それでは物語にならないので、ちょっと小芝居などもはさみつつ。
「こんにちは!アルフレッドくんのお父さん!」
「やぁ!ケイリーちゃん。少し見ない間にずいぶん大きくなったんだね。」
「えへへ!」
昆虫を探して外を出歩くだけでも、色んな発見があって楽しいお年頃です。
「わぁーっ!いい香り!」
「おかーさん!これどうぞ。」
「まぁ!嬉しい!何かしらね?」
「あのね、ケイリーが摘んだお花なの。」
「まぁ!なんて素敵な贈り物!ありがとう、ケイリー、」
アルストン家は今日も幸せそうで何よりです。
「ふふふ!きれいなチョウチョ!」
クラスメイトにテントウムシの居場所を教わって早速来てみたのに、やっぱり寄り道しちゃう育ち盛りです。
育ち盛りと言えば、見るもの全てに興味がある時期でもありますね。
「いらっしゃいまし、お嬢ちゃん。」
「あれ?ここは・・・なに屋さんだろう・・・?」
「あれ???ここは、もしかして・・・」
「魔法ショップだ!」
「こんにちは!」
「こんにちは、お嬢ちゃん。」
「おばあさん、ここって・・・れ、錬金術の本ありますか?」
「ん?おつかいかい?」
「ううん、そうじゃないの。ケイリーね、錬金術のお勉強をしてみたいんです。」
「まぁ、そうなのかい。残念だけど、お嬢ちゃんにはまだ少し早いね。」
「もう少し大きくなってからまたおいで。」
「・・・はぁーい。」
うーん、錬金術かぁ・・・。
スーパーナチュラルの町だから、それもアリかなぁとは思うけど・・・
まぁ、大人になるまでまだ時間はたっぷりある事だし、ゆっくり考えようね。
「わぁ!きれいなインコ!ねぇねぇ、ちょっとこっちおいで?」
「グェーッ?」
「ほら、ここだよ。ここ。」
「ギェーッ???」
「ほら、お話してごらん?」
「クェッ?」
「いけないいけない。インコさんと遊んでたらすっかり暗くなっちゃった・・・
ホタル探さないといけないのに。」
「こんな遠くまで来たのって初めてだなぁ。なんだか・・・ちょっと不気味・・・」
そういや、昆虫を探して町をウロウロしていたらこんな一角を見つけました。
町の低所得者エリアにある、これ多分、廃屋の跡って感じなんだと思うんだけど、設定が凝ってますねー。
「うーん・・・なかなか見つからないなぁ・・・。」
「ケイリーかい?」
『もしもし、お父さん?あのね、ホタルが見つからないの・・・』
「うん?そうかい?でもね、今晩は外食するって言ってただろ?早く帰って来なさい。」
「あらケイリー、どうしたの?浮かない顔して。」
「ホタルが見つからないの・・・。」
「まぁ!それは大変ね。もうずっと探してるのにねぇ?」
「どこに居るのかなぁ?ホタルって・・・。」
「そうねぇ・・・あなた?どうかしらね?」
「うーむ、そうだなぁ・・・」
「ねぇ、ケイリーにヒントあげたらどう?」
「うん?何の話だ?」「ホタルよ、ホタル。」
「あぁ・・・その話か・・・」
「心配なのは分かるけどね、でもあの子もしっかりしてきたし、大丈夫よ。」
「うん・・・そうだなぁ。」
「ケイリー。今日もホタルを探しに行くのかい?」
「うん・・・いつになったら見つかるんだろう?」
「そうだなぁ・・・夕方に水辺を探せば良い事があるかもしれないね。」
「夕方に水辺・・・そっかぁ!」
「でも水辺は危ないから、絶対に無理しちゃダメだぞ?」
「はぁーい!」
「あんまり夜遅くまで1人で出掛けるのもダメだぞ?」
「はぁい!」
「ほんとに大丈夫か・・・?お父さんもついて行こうかな?」
「お父さん、今日はホップクラフトさんとゴルフでしょ?」
「うーむ・・・。」
やっぱりお父さんは娘に弱いですよね・・・?ww
さ、お父さんからヒントももらえたし、今日は見つかるかな?
「うわっ!何だろう?この変テコなムシさんは???」
「うわぁ!お馬さん、おっきいなぁ!」
と、言いつつ・・・やっぱり好奇心旺盛なお年頃だね。
「だめだめ!寄り道ばっかりしてたら!」
「ホタル!ホタル!出て来いホタル!」
「・・・あれ?」