第22話
そういう訳で・・・
無事・・・?二度目以上の関係です・・・。
もうこれで『たった一度の過ちだった』という言い訳は通用しなくなりました・・・。
・・・まさに狙い通り・・・www
・・・返す言葉もございませんが・・・
まぁでも悪いようにはしませんよ?・・・だーいぶ先の話ですがね・・・。
気を取り直して。
ここしばらく真面目な感じが続いていたので、おいらちょっと、くたびれちゃった。
こんな時は・・・
つか・・・いい具合に隠れてるよね・・・?リンダのピ・・・ピーチは、ギリギリ見えてないよね?
こんな時は・・・ザ・『洗濯機と戦う』・・・wwww
このアホらしさ!これこれこれこれっ!
だって、洗濯機を追加しよう!って時に、誰かがこのアクション入れよ!って言って、そしてそれが実現したって事ですものね。
リンダの気持ちはわかるけど・・・wwww
でもこういうアホらしさ、ふっと肩の力が抜けていいんです!いい!
ちなみに、洗濯機に負けると弾き飛ばされて・・・
まるで洗濯機などと戦ってみたシムを嘲笑うかのように・・・フタがパカパカして・・・なんかムカつく・・・wwww
いや、本音は・・・この丁寧さには本当に感動します。
さて、リンダは・・・電話待ち。
二度目以上の関係を持っておきながら、何食わぬ顔で家庭に戻るジョン・・・。
お前はそういうシムだったのか!え!え!と、育ての親なら憤りたくもなりますが・・・
でも、やっぱ不倫って・・・燃える!
現実世界では出来ない事を出来るのも、このゲームの楽しみの一つですし。
やっぱり、どうしても、ジョンとリンダの擁護をしたくなる親心ですが、そろそろ断ち切らなきゃね・・・。よし!
さて。
この物語で実際に遊んでいた頃は、レイトナイトが出る前でした。
その頃はまだMODの取り扱い方を知りませんでしたし、マスコンなども導入するのが怖くて手を出せないでいた頃です。
リンダメインで遊び始めて、リンダとジョンが出会って恋に落ちて・・・
そうなってからも、リンダの願望を消したくない一心で、最後までリンダで遊んでいました。
だから、リンダの願望に関してはもう十分過ぎるほど理解しているんだけど・・・
・・・まあ主に、ジョンと何かする!したい!系の願望しか出ない有様です。
たった今だよ?今会って、ウフフしている最中でも『ジョンとウフフする!』とかって願望出してきやがって・・・どんだけいいんだよこのヤロー・・・!!
・・・ゴホン!
要は、呆れるくらいにジョンが好き、それがリンダです。
一方で、結局最後までジョンの願望はわからずじまいでしたので、
こんな時、ジョンならどんな気持ちなのかなぁ、というような事も考えたりします。
彼もリンダと過ごす時間は上機嫌な事しかなかったので、何となく想像はつくんですけどね。
そんな、この二人。
ここからは、たまたま撮れた不倫ジレンマ・・・です。
いや、このゲームって、わりとよくこういう絶妙なタイミングで事件などを起こしてくれるから好きなんだよなぁ。
この時はジョンの世帯で写真を撮っていて、
ちょうどジョギングでリンダの家の前でも通ってやろう、どうだ切ないだろーう??
てな具合で適当にやっていたのですが・・・
そしたらリンダが出て来ちゃった!
リンダには指示などしていませんからね、本当にたまたまのドラマです。
「・・・こんにちは、リンダさん。」「ごきげんよう・・・ジョンさん。」
てなシーンですよね。
まさか、いきなりブッチューとは・・・したくても出来ない・・・あぁもどかしい。
でも、ちょっとくらいならいいかな・・・?などとジタバタしていると・・・
お隣さんが帰宅しちゃったりなんかして・・・。
こういうのも危険です。
出来るだけバレなければバレないほど、二人の時間が保てる訳ですし。
で、慌てて・・・
「今日はいい天気ですね!」
「えぇ、ほんとに。ジョギングも気持ち良さそうですね!」
とかって何気ない会話をしつつ・・・
まぁ・・・ね、そりゃこうなるという・・・www
「・・・でもちょっとは・・・やっぱり・・・気を付けないとダメだね。」
「・・・そうだな・・・。」
などと・・・その後にそんな会話しても遅いわーい!
で、実際の話・・・。
やっぱ不倫なので、『バレない』てのは、ゲームとはいえども押さえておきたいポイントです。
だもんで、町の寂れた空き家なら安心して逢引出来るかな・・・?
・・・うん・・・こんなん侘し過ぎる!・・・却下!
それならば・・・!
ホテルでも作って、そこで逢引しちゃう・・・?
小さな町です!即身バレするし、何より変装が怪し過ぎる!・・・却下!
こんな事を考えていたらラブホのあのシステムって、あれは本当に必要の母だったのね、と妙に納得してしまいました。
他にも隣町まで出掛ける・・・?なども考えたのですが、面倒なので却下です!
まぁ、いいや、この問題はまた今度考えよーっと。
そんなこんなで、日々が過ぎて行き・・・
何気なく書いていた二作目の小説が完成しました。
まぁ・・・書いてる最中に色々あったので、会心の作・・・とはいかないでしょうけど、作家として、第一歩、第二歩を着実に踏み出せて嬉しそうなリンダなのでした。
と、ほっと一息くつろいでいると・・・
・・・プルルルルル・・・プルルルルル・・・
待ちに待っている電話が鳴りましたが、お相手は・・・?
「え?サイン会・・・ですか・・・?」
残念!ジョンではなくリンダ担当の編集の人からでした。
『えぇ!二作目を記念して是非!それに、ファンサービスも必要ですし!』
「・・・はぁ・・・でも・・・」
「サイン会って・・・音楽とかスポーツキャリアしか出来ないでしょう?」
『えぇ、でも暇な中の人が何とかしてくれるそうです!』
「・・・ほんとかなぁ・・・?」
・・・えぇ、本当です。
出来る限り頑張ってみたから、リンダはつべこべ言わず行きなさい!
「やぁ!二作目おめでとう!」
クリスも作家なので、今日は先輩として付き添いをしてくれるみたいですね。
「・・・クリスさん、あんな事言ってたけど・・・」
『そこで座って待ってたらお客さんが来るから、そうしたらサインすればいいんだよ!簡単だろ?』
まぁ・・・そりゃそうだな。
と・・・
「まぁ!こんな若い人だったなんてねぇ。」
「『秘密の公園で』・・・わたしゃ、とっても感動しちゃったわ。」
わりと真面目に書いた一作目、評判は上々のようで良かったね。
その後も、次々にファンがやって来てくれたようです
ね、来てみてよかったね。
「あーっ!本当におねえさんのサイン会なんだ!凄いね!」
「チェスくん!来てくれたんだ!」
「うん、お兄ちゃんから聞いたから、見に来たよ!」
「あ!もしかして・・・チェスくんの彼女?」
「・・・うん、ミルドレッドっていうんだ。」
「ねぇ、チェスぅーわたしお腹空いた!まだぁ?」
「今来たばっかりだし、もうちょっと待ってよ。」
「わたし、つまんなーい!」
「チェスくん、もう行った方がよさそうだね。」
「・・・ごめんね、せっかくなのに。」
「大成功じゃないか!」
「おめでとう!」
「え?」
「ほら、ハイタッチ!」
「じゃ、そろそろいい時間だし、いいところで切り上げて帰るんだよ。」
「はい!今日は色々ありがとうございました。」
そんなこんなで、リンダはもう一仕事、これで今日のサイン会も終了です。
「本当に素敵な物語でしたぁ。わたしウットリしちゃって。
先生がこんなに若くて可愛い方だなんて!ますますファンになっちゃう!」
「へへへ・・・あれ・・・?」
「よ!頑張ってるか?」
と・・・やっぱり呼ばれて飛び出るのが、主人公なのです。
「・・・来てくれるなんて・・・思わなかったから・・・」
「仕事で遅くなったけど間に合ってよかったよ。初めてのサイン会・・・どうだった?」
そりゃぁ・・・嬉しくて嬉しくて、今日のリンダはいつもより饒舌でしょう。
「な・・・よかったら送って行こうか?」
「・・・でも・・・」
「ついでだし。」「・・・じゃ、お願いします。」
で・・・
・・・浮かれたところで爆弾ドカーン!wwww
えぇ、仕込みです。
でもね・・・
まぁこんな事はよくあると思うんだな。そして、耐えるしかないのがこの二人です。
浮かれて・・・沈んで・・・熱くなって・・・水かぶって・・・
だから、せめて、車の中でかくれてキスをする。
そんな気分の二人なのでした。