分かれ道 リンダ・フィッシャー
その前に一つ注意点。
以降、中の人の妄想が爆発しており、非常に恥ずかしい展開になっております・・・。
正直、見せるに耐えないのですが、寒イボ覚悟で読み進んで下さります様お願いします・・・。
「リンダ・・・話があるんだ・・・。」
「話って・・・?」
ー数日前ー
「話って何だ?」
「あの子がね・・・バイパーが荒れてるのよ。」
「やっぱり父親がいないとダメみたい。」
「・・・。」
「学校の先生に注意されちゃったんだから・・・。」
「ねぇ・・・」
「・・・何だよ・・・」
「あなた1人の問題じゃないってことくらい、わかってるでしょう?」
「・・・。」
「・・・実は・・・転勤を・・・願い出ていたんだ・・・」
「・・・転勤って・・・?」
「・・・ブリッジポートに決まったよ。」
「・・・転勤・・・そんなの聞いてない・・・。」
「リンダ・・・俺達・・・」
「だから・・・お前にその覚悟があるのかって聞いてるんだ。」
「はぁ・・・?オッサン・・・急に何言い出してんの・・・?」
「お前にその気がないのなら、俺はリンダと向こうに行くつもりだ。」
「俺達・・・こうするのが一番だと思う。」
「そんな事・・・いきなり言われても・・・」
「・・・私と・・・別れたい・・・ってこと・・・?」
「リンダ・・・」
「今は良くても・・・俺達には未来なんて・・・」
「・・・そんなこと・・・わからないじゃない・・・!」
「・・・わかるんだよ・・・」
「このまま続けても、俺の方がだいぶ年上だから・・・」
「・・・そんなの・・・」
「俺は・・・リンダに寂しい想いさせるのは嫌なんだよ・・・。」
「・・・そんなこと・・・どうだっていいもん・・・!」
「・・・俺は良くないんだ・・・。」
「リンダのこと・・・忘れないよ。」
「・・・そんなの勝手過ぎる・・・」
「・・・ごめんな・・・」
「・・・ずっと愛してるよ・・・」
「悪いけど・・・今誰とも話す気分じゃない・・・。」
「・・・何かあったのか・・・?」
「・・・あの人と・・・別れたの・・・。」
「・・・そうか。」
「・・・もう行っちゃった・・・ブリッジポートだって・・・。」
「・・・リンダ・・・」
「・・・あのさ、たぶんオッサンなりに理由があったんだと思うぜ。」
「・・・そんなの知りたくもない・・・。」
「・・・リンダ・・・」
「俺もエマも、そばにいてやるから大丈夫だよ。」
「・・・ルーク。」
ーそれから数日ー
「長い間ほったらかしにしててごめんね。」
「また釣りしてる。」
「おぅ、だいぶ元気そうだな。」
「うん・・・おかげさまで・・・。」
「ふふふっ・・・おっかしい!」
「だろ?」
「あ~なんか悩むのバカらしくなってきた。」
「あのね、私もサンセットバレーに引っ越そうかと思ってるの。」
「・・・え?」
「すっごく素敵な街なんだって。」
「・・・俺達を・・・」
「え?」
「俺を置いて行くのか?」
「だって・・・私も新しい出会いが欲しいし・・・。」
「・・・よし!決めた。」
「・・・何を・・・?」
「俺・・・誓約嫌なんだよ。」
「・・・知ってるよ・・・って何してるの・・・?」
「だから、俺は今まで自分から口説くことって、してこなかったんだけど・・・」
「・・・俺と結婚して下さい。」
「・・・ルーク・・・?」
「やっと気付いたんだ、リンダなしの人生なんて考えられないって。」
「生涯願望なんかソウルメイトに変えればいいだろ。」
「・・・ルーク・・・」
「俺も、このやっかいな特質を受け入れて生きていくから・・・」
「俺と一緒にソウルメイトしよう・・・」
「・・・うん・・・もうそれでいいや!」