憧れのスターライトアワード
不慣れな『ロマンスの演技』を失敗してしまい、落ち込み気味のサヤカちゃん。
「よっ!やらかしたんだって?」
「う・・・うん・・・。」
「ま、元気出して!」
一方のマシュー。
お気に入りのラウンジで、すっかり顔馴染みになった店のシムと息抜き中です。
セレブになると行く先々で注目されがちだし、こういう人気のない時間って貴重になりつつありますね。
「アンタそりゃ・・・恋愛経験もなしにラブシーンなんて無理でしょ。」
「・・・やっぱり?」
落ち込んだサヤカちゃんを励まそうと家に招いてくれたべネッサちゃん。
もうすぐクリスマスなので、ツリーの飾りつけをしつつ。
確かに、サヤカちゃんって浮いたシムではないので、いきなりラブシーンなんてちょっと無理があったかなぁと思います。
マシューの方は、そろそろファンが集まって来ました。
今日は『セレブに会いまショー』というイベントが開催されるそうなんです。
イベント会場にセレブがやって来るので、交流したり、写真を撮ったり、サインをもらったり、あんなコトやこんなコトも・・・?
まぁ、要は・・・セレブに会いましょう!という、そのまんまの企画みたいですね。
マシューも一応はセレブなので、そろそろお仕事の時間です。
他のセレブもやって来てくれたので、ちょっとご紹介。
貫禄のジュディス・ウォードさんは女優さんだそうです。
星が4つか5つになると本物のセレブオーラをまとうことが出来るんでしょうね。
同じく女優のブリタニ・マーティンさん。
何となく、根性でのし上がった実力派女優って感じがします。
遅れたやって来た、ベイリー・ソーンさん。
歌手か音楽関係のお仕事をしてるみたいです。
どうせなら1人か2人、ボディーガードっぽいシムを従えてると格好いいのにね。
もちろん、しばらく遊んでいると自動生成のセレブも量産されます。
2人とも自動生成のセレブだけど、右のシムは流行のヤングセレブって感じでまだ許せる。
でも左のシム、おめーはダメだ。
うーん・・・なんだろう、この超絶ムカつくファッションセンスは。
なるべく目障りなシムは修正するようにしてるんですけどね、キリがない!
気を取り直して。
まぁ、でも、こうして他のシムたちから敬愛されるのって、悪い気分ではないです。
「ちょっと!アンタ今、なんて言った?」
「は?わたしのマシューって言ったけど、文句ある!?」
「むきーっ!マシューは、わ た し のマシューなんだから!」などと・・・ww
まぁまぁ、お嬢さん方・・・ちょっと落ち着いて。
まぁ、でも・・・わりと女性から人気があるみたいで、いい感じです。
イベントと言っても、自由奔放なシムたちなので、盛り上がるか盛り上がらないかは運次第ですけど、ちょっとしたセレブ気分を味わえていい時間になりました。
「ねぇ、サヤカ。ちょっとだけ待ってもらってもいい?」
「うん。いいけど。」
「せっかく可愛くメイク出来たから、動画撮っちゃおうかなーと思って。」
「あ!べネッサチャンネルの番組?わー、生で観られるなんて感動しちゃう!」
流行のネット動画でセレブを目指しちゃう的な?
今時の拡張って感じです。
好みの動画を撮った後は、編集などをしてアップロードします。
ねぇねぇ、サヤカちゃん。
セレブと言っても、色んな方法で高みを目指せるようだよ。
そんなこんなで。
マシューの撮影はどんどん大掛かりに。
新しい友達のおかげで、サヤカちゃんはすっかり元気に。
みんなそれぞれの方法で・・・
目指すは憧れのスーパーセレブです。
そんなある日。
「え?スターライトアワード?でも、わたしなんか呼ばれてないよ?」
そうです。
遂に、今日は『スターライトアワード』の日。
あれですね、多分、アカデミー賞とかそんな感じのイベントだと思います。
まだよく仕組みが分かっていませんが、とりあえず俳優キャリアを選んでおけば参加出来るっぽいです。
と言っても、会場は高級ラウンジだし、入り口には出入り制限のあるドアが設定されているので、一般シムとかペーペーセレブが会場に入るには、ちょっとしたコツが必要なようですが。
「ねぇ、いいでしょ?こう見えてわたし結構有名なのよ?」
「あぁ、べネッサちゃんか。君はいいよ!どうぞ入って。」
「今日は連れも一緒なんだけど。」
「あー・・・あの子?知らないシムだなぁ。」
「そうなんだけど、将来有望株だよぉ?」
などと、入り口を守るガードマンに懇願して買収して、何とか潜入成功です。
「よし!サヤカ、行こう!」
「う、うん・・・」
さすがに手馴れたべネッサちゃんと違い、まだまだセレブの世界に慣れないサヤカちゃん。
入るか入るまいか・・・外でモジモジしていたら・・・
憧れのブリタニさんと遭遇!
何となく、サヤカちゃんが目指すべきはこのシムっぽい気がするんですよね。
ザ・根性で登りつめる!的な?
「あーはいはい、サインね。」
「う、う、う、うわーっ!ありがとうございます!」
「おや・・・?」
「あなた見た顔ね?何だっけ・・・?あぁ、あの薬のCMね。」
「えぇっ!こんなわたしをご存知なんですかっ???」
「もちろん。ちょっと印象的だったわよ。」
「厳しい世界だけど、頑張りなさいね。」
「はいっ!ありがとうございますっ!」
で、中はこんな感じになってます。
入り口にセレブの星制限があるので、基本的には中に入れるのはそこそこのセレブだけになります。
だから自動生成セレブが居ないと、ちょっと寂しい授賞式になるかもしれません。
司会のシムが受賞者を発表してくれるので、マシューの名前が呼ばれるか呼ばれないか、ドキドキしながら授賞式を見守ります。
と言いつつ、まずデフォルトの区画では・・・あんまりにも・・・な感じなのでリフォームを推奨するのと・・・
さっきも言いましたが、セレブシムが少ない場合は寂しい授賞式になってしまうので、華々しい授賞式を目指すには、ちょっと手間が掛かるかも。
あと、自シムが受賞出来るかはランダムみたいです。
何度も撮り直しでロードしたけど、受賞出来たり出来なかったりだったので、その辺は運任せなのかもしれません。
ま、今回は、話の流れ的に・・・
「では続きまして・・・今年の最優秀新人賞の発表です。
今年の最優秀新人賞は・・・マシュー・ハミングさんに決まりました!」
やっぱここは、こうでないとね。
色んな撮影を真面目に取り組んだ甲斐あって、最優秀新人賞に輝きました。
おめでとう、マシュー!