変化の時
そんな訳で・・・砂漠の町に春が訪れました。
正直、今までまともに季節を一巡させた事がなかったので、これは快挙です!
そんな今更のシムズ熱メラメラ中の今日この頃、モーテル『シャロンダ』では・・・
「いやー、この冬の寒さには本当に参ったのう。」
「ホントにねぇ、これまでの寒さが嘘みたいに暖かくなっちゃったし。」
「ほんにのう、魔法みたいじゃのぅ、ふぉふぉふぉ。」
ほほほ、あの嵐のカエル吸血鬼騒動なんて住人のみなさんは知らないんだろうなー。
そんな一難去ったこの町も、春になってちょっとした変化がありました。
「スターライトショアか、いいね。でも寂しくなるよ。」
「インディアナさんも一緒に来てくれたら心強いんだけどな。」
「あの街のステージは全パフォーマーの憧れでしょう?」
「そうなんだけど・・・俺この町・・・ここが気に入ってるんだ。」
いつからか勝手に派遣されていたルームメイトのレオンくん。
色々あって、この宿も手狭になってきたので、ここらでお別れです。
ちなみに、このお見送りは大学システムのアクションを利用させてもらいました。
大道芸人を目指す彼ですから、やっぱりスターライトショアでの大ブレイクが目標なのかな、頑張ってね!
などと言いつつ・・・
レオンくんを『追い出した』翌日、派遣されて来た新たなルームメイト・・・。
結構可愛らしい女の子だし『きれい好き』な特質持ちだったので・・・迎え入れることにしました・・・なんて本末転倒・・・w
でもね、インディアナさんと仲良くしているみたいなので、
これはこれで新たな物語の始まりなのかもしれません。
そうそう、うちのノームたちもいつの間にかすっかり大所帯となりました。
子供が2人、魔女ノーム、いつの間にかやって来ていた春のノームも仲間入りしました。
春と言えば・・・エッグハントもちょこっとだけ楽しみました。
ちょうど恐竜のコスチュームなので、色的に恐竜のタマゴみたいだね。
思春期真っ盛りのお兄ちゃん。
たまにティーン特有の気分のムラなどもあるようです。
やっぱりティーンだもんね、さすがにおばあちゃんや弟と同じ部屋で寝るのは何かと不都合もあるのでしょう・・・何かとね。
そろそろ部屋割りを考え直した方がいいのかもしれません。
季節の記念撮影も、春夏秋冬全部揃える事ができました。
そんなモーテルシャロンダの、ここ最大の変化と言えば・・・
何はともあれ・・・『お父さん』でしょうね。
そうです、ウィンチェスター家のお父さんがやって来た!の巻です。
元ネタのドラマと同じく、ハンターという仕事をしているお父さん。
要は、世に蔓延る魔物をやっつけるお仕事、で、つい最近までこの町に居座っていた激ヤバコンビの噂を聞きつけて助っ人参上!みたいな感じです。
ハンターという仕事柄、世界中を飛び回っているので子供たちは素敵なお土産をもらえたようですね。
もちろんお兄ちゃんにもプレゼント。
これは『回答のオーブ』という・・・何だろう・・・おみくじみたいなもんでしょうか。
試しに『宿題をするべきか?』尋ねてみたら・・・
『何故やらなくていいと思うのですか?』的な、凄まじく冷静な回答が返っきました・・・w
うん、早くやって終わらせるべきだと思います・・・ww
そんな愉快な我が家ですが・・・
「・・・これ・・・気に入るかわからんけど・・・。」
「・・・うわ・・・マジで・・・俺にも?・・・ありがとう、おじさん・・・!」
実はこのおじさん・・・ルシアノが寂しい子供だった頃に・・・
何かにつけて可愛がってもらっていた、あのおじさんです。
・・・本当のところ・・・この人がお父さんならいいのにな・・・って思った事もあったりなんかして・・・
最近・・・ちょっぴり複雑な心境のルシアノと・・・。
「ばあさんや・・・この間の事は考えてもらえたかの?」
「あら、おじいさん・・・。」
「ゆっくり考えて答えを出しておくれと言いたいところじゃが・・・
先はそう長くなさそうじゃろうし・・・急かしてすまないが、わしは真剣じゃよ。」
「・・・えぇ。」
以前からずっと仲良しだったこのお2人にも、少しずつ変化が起き始めているようです。
おじさんからのプレゼント。
このフラミンゴの置物、実際に欲しい!んだけど全然売っていない上に結構なお値段します・・・アメリカに生まれてみたかったなー。
さて、話に戻って・・・w
「えー・・・お外で寝るのぉ?おうちがいいなー!」
「あれ?サムはそんなに怖がり屋さんだったかな?」
「・・・そ、そんな事ないもん!」
やっぱり夏色が似合う!この町をブイーンと駆け抜けて向かった先は・・・
町の外れにあるキャンプ場です!
久しぶりの親子水入らずを楽しんでもらいたくて。
『アウトドア好き』なお父さんの得意分野だと思うしね。
何という魔法の無駄使いでしょうか・・・w
たき火の火を魔法で付けてみた・・・の図です。
「ルッシーは卒業した後どうするの?」
「・・・え?」
「うん、だってもうじき卒業じゃん?」
「イーサンはどうするんだ?」
「俺?俺は大学行くよ!シムズ大学。」
「大学かぁ・・・でも俺馬鹿だしなー・・・。」
そうですね、もうすぐ卒業だね。
それぞれの進路に悩むお年頃なのではないでしょうか。
「いつの間にかすっかり大きくなったな。」
「え?何だって?遠すぎて聞こえないよ!」
「なぁ、ディーン・・・お前・・・家業を継ぐ気はあるか?」
「え?父さん!聞こえないってば、何だって?」
「・・・何でもないよ!さぁもっと気合入れて投げてみな!」
「あ!子供だからって馬鹿にしてー!
こう見えても毎日ルッシーとキャッチボールしてたんだからな!」
それぞれ・・・ちょっぴり複雑な心境の中で火が暮れて・・・
お待ちかねの夕食の時間!
と!
ここで、おセンチな気分をブチ壊してくれたカボチャの登場です!
この携帯コンロでの串焼きは、所持品によって結構面白い事になるので久々にやってみたかっただけなんだけど・・・このカボチャはアカン・・・www
いや、いくら何でも・・・でか過ぎるから・・・w
まさかこんな馬鹿でかいカボチャを取り出すなんて思いもしませんがな。
どう考えてもデカすぎるし、それ絶対生焼けでしょ!
カボチャなんか切って調理しても時間掛かるってのに・・・!
玉ねぎを丸ごと焼くとか、ジャガイモが皮のままだとか、果物も焼いちゃうの?などなど数々の疑問を呈してくれるせっかくの『常識を疑え!串焼き大会』も、カボチャにおいしい所全部持って行かれた感がハンパありません。
せっかくバナナを皮ごと焼いてみたのにね。
遠くから見てもカボチャの存在感がヤバイ・・・w
さて、そんなメチャクチャな夕食後・・・
『おじいさんの返事・・・どうしたもんかしらね・・・。』
『・・・そんな・・・急にハンター家業を継げって言われてもなぁ・・・。』
『あのおじさんが来たってことは・・・
もしかして・・・やっぱり・・・みんな越して行っちゃうんだろうか・・・?』
などと・・・やっぱり・・・それぞれちょっぴり複雑な心境の中・・・
キャンプファイヤーの夜が更けていったのでした。