リンダの物語 第一話
一人で勝手に 盛り上がりついでに、こんな事もやっちゃお!
今日は、何か知らない間に始まってしまっていたリンダの物語のプロローグ編です。
気楽に遊んでみたのでちょっと滅茶苦茶ですが、リンダの物語の始まりは・・・
きっとこんな感じだったはず・・・。
今日のテーマソングは『 Wri Gaddison - Again and Again 』です。
「うっわー・・・どうしよ・・・全然覚えてなかった・・・。」
「まぁ・・・何とかなるでしょ!」
「あのー・・・」
「・・・すいません、ここの住人の方ですか?」
「・・・え?お、俺?はいはいはい!そうですが・・・?」
「実は・・・」
「ストリームレットって所に行きたいんですけど、方向こっちで合ってますか?」
「あぁ・・・そうだな・・・どう言えばいいだろう・・・。」
「ほんの小さい頃、ここに住んでいたから何となくはわかるんだけど・・・」
「そうだなぁ・・・あそこはちょっと奥まった所にあるからなー・・・。」
「そうですか・・・」
「じゃ、他当たってみます!どうもありがとう。」
「・・・うーん・・・」
「・・・。」
「・・・はい?」
「あのー・・・」
「よかったら案内しますよ・・・?」
「えーっ!ほんとに?」
「・・・えぇ・・・」
「どうせ暇なんで・・・。」
「じゃ、お願いしちゃおっかな、助かります!」
「えぇ・・・もちろん・・・喜んで。」
「ふふふっ・・・ところで、わたし、リンダっていいます!」
「俺は、ルイス・・・です。」
「よろしくね、ルイスさん!」
「あぁ、そっか、さっきの曲がり角ちゃんと覚えとかなきゃ。」
「ちょっとややこしい所にあるからなー、迷ったら踏み切りの音を目指せばいいと思うよ。」
「そっか!さっすがルイスさん、頼りになるのね!」
「・・・え?それほどでも・・・。」
「じゃ・・・」
「本当にどうもありがとう。すごく助かりました。」
「・・・いえ・・・別に・・・」
「あーっ・・・!ちょっと・・・何これ!」
「どうかしましたか・・・?」
「引越し屋さんが中途半端仕事して帰っちゃったみたい・・・参ったなぁ・・・。」
「・・・あの・・・」
「もしよかったら運びましょうか?」
「・・・え?だって・・・そんなの悪い・・・。」
「たいした荷物の量じゃないし、大変でしょう?」
「・・・じゃ、お願いしてもいいですか・・・?」
「これくらい、お安い御用です。」
「わぁーすごい!さすが男の人ですね、すっかり片付いちゃった!」
「別にたいした事ないですよ。」
「お礼なんてできないんだけど・・・」
「いやいや・・・お礼なんて・・・。」
「よかったら、お茶くらい飲んで行って下さい。」
「い・・・いいんですか?」
「もちろん!」
「じゃ・・・ちょっとだけ・・・?」
「本当にどうもありがとう、よかったらクッキーも食べてくださいね。」
「あ・・・はーい・・・頂きます。」
「・・・。」
「たまたま声を掛けた人がルイスさんで良かった~っ!」
「・・・え?」
ルイスが恋に落ちる五秒前ですwww
「い~のヴぁ~しぃ~たぁ~ごぉ~れぇ~♪っと!!」
「あれ・・・?」
「こんにちは!ここに越して来たって人?」
「ん?」
「ヤッタ!大当たりだ!」
「え?」
「ううん、何でもないけど・・・お姉さんって彼氏居る?」
「おと~さ~ん!!」
「おと~さんってば!大変だよ!」
「ん?」
「あのね、すっごいんだよ!大当たりなの!!」
「ん?何の話だ?」
「もうっ!ニブいんだから!隣のお姉さんだよ!」
「隣のお姉さん・・・?」
「だからお姉さんだって!独身だって!しかも美人なのっ!」
「・・・エマ。」
「ね、早く挨拶に行かなきゃ!」
「・・・そうだな、じゃ・・・また今度にしよう。」
「どうして?早い方がいいと思う!」
「・・・ほら、越して来たばっかりで色々忙しいだろうしな・・・。」
「そっか、でも絶対だよ?」
「・・・わかったよ。」
「あれ、これってローマ神殿の建築学的研究じゃない・・・?」
「ん?」
「あぁ・・・そうですよ。」
「あら・・・独り言のつもりだったんだけど・・・お詳しいんですね。」
「うーん!いい匂い!」
「でも、ちょっと作り過ぎちゃったな・・・。」
「おい、エマ・・・何をそんなに拗ねてるんだ?」
「・・・。」
「学校で何かあったのか?」
「・・・いつ挨拶に行くの?」
「・・・ん?」
「そんなんじゃ・・・また・・・誰かに先越されちゃう・・・。」
「ん?何だ?何か言ったか?」
「もういい!」
「ん?何か騒がしいな・・・。」
「えーっ!お姉さんの手作りクッキー?ヤッターっ!!」
「そんなに喜んでもらえると、何だかこっちまで嬉しくなっちゃう。」
「・・・あ、どうも。」
「こんにちは、突然すいません。」
「クッキーのおすそ分けだって!」
「へぇ・・・それは嬉しいな・・・隣に越して来たって人ですか?」
「えぇ、そうなんです。」
「・・・そうですか・・・ははは・・・。」
「ねぇ、お父さん!こんな玄関先で立ち話もアレだし・・・」
「さ、お茶でも淹れますから中へどうぞどうぞ!」
「・・・そ、そうだな。」
「そうだ・・・!」
「せっかくこんなに美味しそうだから、サヤカにも分けてあげて来よ~っと!」
策士エマの本領発揮といったところでしょうか・・・w
こんな風にして・・・
うちのウィロークリーク三銃士が無事?結成された訳でした。
ちょっと遊んでみたけど、リンダの小悪魔っぷりは中々あざとくて・・・
これはこれでアリだ思いますw
まぁともかく・・・
リンダの物語の始まりは、きっとこんな感じ。